東洋医学的な冬のセルフケアについて

こんにちわ。八尾の守山鍼灸整骨院です。

今回は「冬のセルフケア」についてご紹介します。

東洋医学的にみる「冬」

東洋医学的に冬とは「すべてのものが内に深くしまわれ、果実は種として保存される季節」だと考えられています。

すなわち「しっかりと身体を休める時期だ」ということです。

春から活発に活動できるよう、冬の間はしっかりと身体を休めて体調を作っていくことが大切なのです。

「冬」に病気になりやすい原因

冬は病気になりやすい季節です。なぜなら、病気の原因には「冷え」が密接に関係しているからです。

セルフケアを行う上で、この「冷え」をうまくコントロールできるかが重要となります。

冬のセルフケア

肌を守る「乾布摩擦」

守山鍼灸整骨院では「肌を守る」ということを患者さんにオススメしています。
なぜなら、皮膚表面は呼吸器と関係が強く、呼吸器の状態が皮膚にあらわれることが多いからです。また、皮膚表面は呼吸器によって循環されるため、皮膚の潤いを保つ効果も期待できます。

昔からある乾布摩擦は非常に効果的です。皮膚の表面を刺激することで冷えの侵入を防ぎ、かつ呼吸器も強くしてくれるからです。

特に、冬になるとよく風邪をひいたり、寒い時期は体調がわるくなりやすかったりする場合は、乾布摩擦で改善を図ります。

しかしながら「なかなか時間を作れない」「めんどくさい」と思われる方も多いと思のではないでしょうか?

そんなときは30秒だけでも構いません。服を着る、あるいは脱いだタイミングで乾布摩擦をするように心掛けてみましょう。特に大切なツボが集約している肩甲骨の間を重点的に行うようにしてください。

ちなみに、寒さを感じない秋頃から始めると、乾布摩擦の効果をより高めることができます。

冬野菜を食べよう

身体を内側から温めることも重要です。そこで、冬野菜を積極的に摂取しましょう。

冬野菜には、白菜、ホウレンソウ、小松菜、ねぎ、ゆり根、大根、水菜、かぶなどがあります。これらの野菜には、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。特に、ビタミンCは免疫力を高める働きがあるので、風邪やインフルエンザ予防、さらには冷え性の改善に役立ちます。

冬は体調を崩しやすいため、しっかりと栄養バランスの取れた食事を心がけましょう。また、鍼灸での施術を併用することで、効果をより的な体調管理ができるでしょう。